<随筆 2006> <その1>
<その2>
<その3>
<その4>
<その5>
<その6>
<その7>
扶久衣 Yoder
グリーン会では、会員の皆様が参加できるようなホームページ作りということで、今回新たにリレー随想を加えさせて頂きました。毎月会員の中より一名生活の一こま、何でも結構です、を書いて頂きリレー形式で翌月の筆者も紹介していただきたいと思います。初回は、私Fukui Yoder です。
ガソリン代の高騰を機に去年九月から電車通勤を始めました。自宅からParker Roadの始発駅まで車で十五分、ダラス市内まで電車で四十分それからバス十分で職場に着きます。電車通勤を始めてまもなくの頃です。白人男性から席を譲られました。朝の通勤ラッシュといっても東京のそれではありませんが、それなりに混みあってます。“あら、次の駅で降りるのかしら?”と思いましたが、この時間帯に乗り合わせる人達はたいていダラス市内までの通勤者がほとんどです。案の定その白人男性は私の降りる二つ手前の駅で降りて行きました。電車とバスの通勤を始めて半年以上になり、こうして今まで白人、黒人男性が女性に席を譲る場面は何度も目にしましたが、体の大きいアメリカ女性に気後れするのかアジア系、インド人男性がそうするのを目にする機会はそうありません。同じアメリカ人でも若い世代の人達は比較的平気で座っていますが、五十代年配の方達はせっかく座ったのに、お気の毒に座っていられないのです、女性が立っていたら自分の席を譲らないわけにはいかないようです。Dartの路線がParker Roadまで延びてまだ2年くらいで、そのダイヤもよく乱れたりしますが、こんな車内景色もまた、大都会のそれではありません。
因みに, ローカルなら二ドル五十セントで一日、一ヶ月定期は四十ドルで電車もバスも乗り放題です。経済的と思って始まった電車通勤ではありましたが、車通勤の時より季節や天候に敏感になりちょっとした運動にもなります。何よりも毎日一時間二十分の読書は貴重です(時々居眠りもしていますが・・・)。以前は、雪が降った時の非常通勤手段くらいに思っていた電車通勤、ガソリン代が下がっても当分続きそうです。
次回は、今年一緒にグリーン会のウェブサイトをやらせていただくことになっている小川豪(おがわたけし)さんにお願いしたいと思います。